本学では,標的型攻撃に対応したウイルス対策ソフト F-Secure のキャンパスライセンスを導入しました.このライセンスにより,Hiroin IDを持つ全ての教職員が,台数に制限なく業務に使用するパソコンに F-Secure をインストールすることができます.
キャンパスライセンス版の F-Secure の使用に際しては,個別に費用はかかりません.それにも関わらず,あえて別のウイルス対策ソフトを購入し使用することについて問い合わせがありましたので,センターの考えを以下にまとめます.
- 標的型攻撃に対応していない等,F-Secure 以下の機能しか持たない他のウイルス対策ソフトをあえて購入し使用することは避けて下さい.セキュリティ対策上,問題があります.
- F-Secure 以上の機能を有する別の標的型攻撃対策ソフトを使用することは,標的型攻撃対策の強化という観点から,これを妨げるものではありません.
- 標的型攻撃に対応していない別のウイルス対策ソフトが,システムの一部として一括導入されている場合,これを変更する際に費用が必要となるなど,F-Secure へ簡単に移行できない場合も想定されます.しかし,標的型攻撃への対応は本学の情報セキュリティ対策上の急務です.システム導入の担当者は納入業者等に相談の上,遅滞ない対応をお願いします.
また,現在使用している F-Secure 以外のウイルス対策ソフトの有効期間がまだ残っているが,それでも F-Secure を入れなければならないか,というご質問もありましたので,センターの考えを以下に追加します.
- 現在ご使用のウイルス対策ソフトは標的型攻撃に対応していますか?
対応していない場合,あるいは対応しているかどうかわからない場合,すみやかに F-Secure に入れ替えて下さい.F-Secure は「標的型攻撃等による情報漏えいへの対策」として導入することが本学役員会で説明されていることをご理解いただきますようお願いします.
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